古町を歩く
古町をゆっくりと歩いてみる。“新潟といえば”的話題では、老若男女問わず多くの人が名をあげるまち。一般的には、芸妓などの文化が残りながらも、今風のショップがあり、おしゃれ系の人が遊びに来る、新潟の代表的スポットという感じだろうか。大学や専門学校もあり、学生の姿も多い。
タイムリーなことに、発売中の雑誌では「古町のどこが好きか」という特集も組まれていた。「美味しい飲食店がある」とか「古さと新しさがある」とか「人情がある」とか「賑わっている」とか、まちへの素敵な想いがスナップとともに載っていた。
しかしながら「まちなか賑わい創出」という名目のもと、あれこれ手がかけられている場所でもある。はて。
自分の感覚と対話をしながら、空気を感じるようにゆっくりと歩くほど、私はまだどこか“ネガティブなオーラ”を感じてしまう。「再生すべき」と言われ、「好き」とも言われるまち。過去と今を見つつも、現場の人々はどんな未来を見ているのだろうか?
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