飲み会を断る
最近よく飲み会を断る判断をする。
「行かない」という判断の理由は「無駄」。「無駄な時間だった」と後悔したくないからだ。
もちろんすべてではない。が、不満や羨望ばかりで実りなく、ノリ重視の時間はその時間丸ごと記憶喪失をしても後悔をしないだろうと思ってしまう。(学生時代に脳震盪で飛んだ記憶は戻ってきてほしい。)
その選択に“年齢”や“立場”は関係ない。尊敬していた年長者との久しぶりの再開が、そんな時間になってしまったら心苦しいが。大切なお金を数千円(時に数万円)も出して、お金よりも大切な時間を数時間も使って、先からたってしまっている後悔をしに行くことはない。たとえお金を払わなくても行かない。
ポジティブな影響を与え合えたり、じっくりと思考を深められたり、素晴らしい出会いがある席には喜んで参加する。お金よりも価値ある時間になるからである。
そうでなければ、本を読むとか、映画をみるとか、小旅行に出るとか、自分自身を高める時間やお金の使い方をする。その先に、価値ある飲み会の価値をさらに高められる自分にもなれる。
時間とお金、その使い方をどう選択するか。人間関係をどう選択していくか。薄情かもしれないが、上辺の関係で浪費した時間では誰も幸せにならない。人を幸せにできる自分になり、自分も幸せになれる時間を生み出したいのだ。
とは言いつつ、先日の飲み会は私にとっては大きな価値があった。熱い話をするでもなかったが、友人の挑戦を聞き、世間体にとらわれない心の奥に秘めた意志を感じたからである。
「行けても断る」選択を持ち合わせてから、「行った飲み会」の打率は確実に上がっている。だから飲み会はとても楽しみなのである。
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